仕事でUSB機器を扱うことは多いけど、思ったような速度が出なかったりエラーが出たりしてやきもきしていたことがあります。
そんなときにふとUSB3.0の物理的な仕様で、ゆっくり差し込むと2.0の機器として認識されることを知りました。
USB3.0は互換性を保つためにどうしても差し込み速度が遅いと認識が変わるらしい
実際にニュースで掲載されていて、バッファロー社にも問い合わせたようです。
【USB3.0 ゆっくり差すと2.0に?】https://t.co/21b9KY45CZ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 12, 2021
外付けストレージなどのUSB 3.0(以降)対応機器は、コネクターをゆっくり差すと接続先にUSB 2.0機器と認識され、素早く差すとUSB 3.0と認識されるという仕様が話題に。PC周辺機器メーカーに確認すると事実という。
仕組み上どうしようもないらしく、わかりやすいけど知っておかないと謎の不具合に悩まされることもあるかもしれません。
USB3.0とUSB2.0を認識させる仕組みらしい
仕組み上はかんたんで先端がUSB2.0、根元側がUSB3.0の仕様になっているからそういう不具合が起きるようです。
つまりゆっくり差し込まなくても、中途半端に差し込んでいればUSB2.0の認識になるという状態ですね。
だからUSB3.0のみの対応製品で、2.0を扱おうとする際にエラーが出る可能性はあります。
速度が思ったより出ない場合も、素早く差し込まないといけないとか意外に力技のようです。
仕組みがわかれば扱いはかんたん
この原理さえわかれば、例えばレビューの低評価で「絶対2.0の速度しか出ない!騙された!」という内容があっても気にせず済むかもしれません。
扱い方を間違えて2.0の認識になっている可能性がありますからね^^;
ほかにも仕事上でエラーが出る場合は、素早く差し込んで認識するかどうかをチェックできます。
意外と不思議な設定だけど、わかってしまえばこっちのものですね。
今はUSB機器がたくさんあるので要注意
USB2.0や3.0だったり、type-cやらマイクロやら規格が乱立していて少しややこしいです。
外部メモリとしてのUSBメモリもかなり低価格になって、扱いやすくなりましたしね。
かなり小型なものや、iPhoneでも使えるものが増えてきています。扱い方もよく考えなきゃいけません。
まとめ
USB機器は差し込む速度で認識が変わる
エラーが出るときは差し込み速度を変えたほうがいいかも
USB機器は増えてきており扱いも知っておいたほうが良い
なかなかこういうのって知らなかったら、そのまま苦労していることもあるかもしれないですよね。
ニュースや学んだことをこうして発信しつつ、自分で覚えておけるのは素晴らしいことです。また何かあればシェアしていこうと思います。