薪ストーブのような再生可能エネルギーストーブが注目されている中、バイオエタノールを使った暖炉がじわじわと人気を集めています。
バイオエタノール暖炉は空気も汚さず、火を見ていられるので安心感から導入する方も多いです。
ただ燃料が思ったよりも高いので、まだ実用的とは言いにくいかもしれません。
バイオエタノール暖炉って一体なに?意外と温かいってホント?すぐ購入できる?
バイオエタノール暖炉は、Amazonでも購入できます。しかし本格的なものは価格も高く、気軽に購入できるものではありません。
そのためまずは小型なものから使ってみると、向き不向きがわかって良いでしょう。
デスクに置く小さなタイプもありますが、こちらは暖炉というより火を見られるインテリア要素が大きいです。
バイオエタノール暖炉とは?
バイオエタノールはとうもろこしやサトウキビ、木材といった資源を発酵させて作るエタノールです。
このバイオエタノールを燃料にしたストーブは、排気がいらず空気を汚す心配もありません。
つまり煙突工事も必要ないので、マンションやアパート・賃貸でも問題なく利用できます。
意外と温かいってホント?
バイオエタノール暖炉は発生する熱量が薪ストーブほどではありません。しかし煙突を使わないため、発生する熱量がほぼ室内に放たれます。
薪ストーブは意外と煙突に熱を逃してしまうので、熱量をすべて使えているわけではないんですね。
ただしバイオエタノールは酸素を使って燃焼します。二酸化炭素が増えてしまう関係上、換気は必要です。
市販品はあまり実用的ではないかも
ここまでかなりバイオエタノール暖炉の利点について説明してきましたが、実際のところメインの暖房としては心もとないでしょう。
理由は燃焼時間が短いものばかりで、消費する燃料の高さや熱量を考えるとどの暖房器具よりも劣ってしまうからです。
ある程度の大きさになると熱量はあるものの、本体価格がかなり高額となります。
そのため現状では、火を見て落ち着くインテリアとしての側面が強いです。
暖房よりもインテリアとして置くならいいかも
人間は古来から火を見て落ち着いてきた歴史があり、実際にリラックス効果として焚き火は一定の検証結果が出ています。
なので暖房器具としてよりも、リラックス目的でデスクにも置ける小型暖炉がいいかもしれません。
2000円で購入できるし、暖房としての熱量は全然ですけどほのかに顔へ暖かさが伝わります。
火を見るとすごく落ち着くので、テーブルの片隅に置きながら読書も良いですね。
まとめ
本格的なバイオエタノール暖炉なら効率よく暖を取れる
市販品はあまり熱量が期待できないかも
デスクに置ける小型のものならリラックス効果がある
バイオエタノール暖炉は本格的なものなら熱量もあり、使う場所を選ばないので最近注目されています。
しかし現状ではまだその片鱗を楽しむくらいなので、気になる方は小型なものから購入してみると良いでしょう。